ビジネスを考える時、欠かせないのがマーケティングです。
マーケティングとは?
「企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である」
(日本マーケティング協会による定義)
この表現だとちょっとわかりにくいので、もう少しイメージしやすくしてみると「売れる仕組み」「儲かり続ける仕組み」、要するに「お客様に価値を提供してお金をいただくこと」と言えるかと思います。
そのために必要なノウハウや戦略、行動のすべてを総括して『マーケティング』と言います。
例えば「ブログを書くこと」は情報発信(宣伝広告)ですが、ただブログを書けば売れるというものではありません。
そこでブログ自体を SEO(Search Engine Optimization=検索エンジン 最適化)に強くしたり、『読む価値がある』と思われるものにしていく必要があります。
他にも、自分がターゲットとしている顧客層に好まれそうなブランディングのために、プロフィール写真やホームページの体裁を整えたり、発信する内容や言葉遣いを変えていくこともマーケティングの一部です。
これら枝葉の部分を売りたい人のマーケティング戦略に乗っかって、まだ必要もないものを売りつけられたことはありませんか?
きちんと『自分のファンを作り、自分の商品を選んでもらう』ために必要なものを選び取って、資金や時間を無駄にすることのないようにしましょう。
マーケティングファネルを知ろう
ファネルとは、「ろうと」「じょうご」のこと。
これが商品の認知から購入までの流れを示す形にそっくりなことから、「マーケティングファネル」という用語として使われています。
マーケティングファネルのもっとも基本的なものは、上から、認知→興味・関心→比較・検討→購入といった段階を踏んでいきます。
ネットを使ったマーケティングだとしたの図のようになります。
上から認知→興味・関心→比較・検討→購入の流れになりますので、顧客が商品を購入する流れは上から下で間違いありません。
①SNSで自分の存在を知ってもらい(認知)
②ブログで自分の想いや人柄を見せ(興味・関心)
③メルマガや公式LINEでファンになってもらい(興味・関心)
④フロントでお試し・無料鑑定を提供し(比較・検討)
⑤最後に本商品を購入してもらう(購入)
という流れになります。
※必ずしもこれらすべてが必要なわけではありません
しかし、ビジネスを仕掛ける側の行動としては、下から順番に構築していく必要があります。
つまり、売るものがないのに宣伝しても意味がないのです。
ここ数年の流行りのSNS起業などは、中途半端な商品しかないのに、ムリヤリ売ろうとしては鳴かず飛ばずで、手を変え品を変え、結局何屋なのかわからないままフェードアウトしているのが現状です。
まずはしっかりと商品を構築してから、それをセールスするための仕組みを構築しましょう。